サーファーがこだわる!オーストラリアの日焼け止め6種類を紹介

サーファーがこだわるタイトルを保持する日焼け止めは、どの製造会社でも認められたい賞でしょう。洗濯機の中で洗われる洋服のように、サーファーは海の中で中期間、ぐるぐる回りますね。
弊社でのアンケートをはじめ、製造会社、海の近くの日焼け止めを取扱う薬局やサーフショップのスタッフ、サーファーさんとの交流などの調査を行い、今回はサーファーさんの中で人気の日焼け止め6種類をご紹介します。

なぜオーストラリアの日焼け止め?

何故、わざわざ海外から日焼け止めを注文するのでしょう?

  • オーストラリアは世界中で一番厳しく規制されている日焼け止めです。オーストラリアでの日焼け止めは他国と違って化粧品ではなく薬品と判断され、SPFの主張や検査などは薬のように厳しく規制されています。
  • 幅広い肌質に使える!
    国民はイギリス、アイランドなどの肌質が繊細で紫外線に弱い国をはじめ、色々な国、そして様々な肌質の移民者が使っているため幅広い肌質に使えるように製造されています。
  • それでもコスパがいい!日本では販売されていない大容量500ml・1Lのサイズもリーズナブルな値段で購入できる上、肌に塗布する際、日本の製品よりも伸びがいいです。

※ 原則として、すべてのオーストラリアの日焼け止めは「石鹸で落とす」形になります。
なお、防水系の日焼け止めは海の中でも落ちないため、石鹸でも少し落としにくい場合があります。

サーファーがこだわる日焼け止めの条件

人によって条件は異なりますが、最低限サーファーさんがこだわる日焼け止めは:

  • 十分なプロテクション
  • 中時間防水、海の中でも落ちない
  • 目に入っても痛くない
  • ウェットスーツにダメージを与えない(例:虫よけ入り日焼け止め)

その他にも、

  • 海洋生物に悪影響を与えない
  • 透明色、濃すぎない(特に女性のサーファーさん)
  • ナチュラルな成分からできている

という条件を持っているサーファーさんもいました。

紹介・レビュー

Egoサンセンス スポーツ・ウルトラSPF50+

「顔につけてもつけ心地が軽く、肌荒れしない!」

「白浮きしない。かんぜんに擦り込みます」

「刺激はしない。スムーズな付け心地」

有効成分
ケミカル:ウルトラ(oxybenzone, octyl methoxycinnamate)、
スポーツ(diethylamino hydroxybenzoyl hexyl benzoate, octyl triazone, oxybenzone)
バリアー: titanium dioxide
ウォータープルーフ: ○
サーファーがこだわる理由:
ウォータープルーフ4時間まで(スポーツの方)。大容量サイズもあり、お子様にも使えるのでコスパ面で使っているサーファーさんが多いです。

サーファー以外の方にも人気であり、この2種類(スポーツ・ウルトラSPF50+)は、今までサーファーの中で人気ブランドだった「バナナボート」や「ハミルトン」の従来品よりあらゆる点で優れている一般的な日焼け止めです。ケミカルと酸化チタン(紫外線散乱剤)バリアー系の成分が配合されている為、強い有害な紫外線から肌をしっかり守ります。60年間肌と向き合いスキンケア商品を製造しているEgo社で製造されています。香料不使用、膚科医によるパッチテスト済み、そして肌にうるおいを与えるビタミンB3も入り、毛穴を詰まらせないため女性のサーファーさんには特に大人気です!

Invisible Zinc サンスクリーン ウォータープルーフ4HR SPF50+

「濃いけど、効く」

「濃いからウェットスーツの襟首に溜まることがある」

「いろいろ使ってきたけど、これが一番!」

「落としにくい」

Invisible Zinc サンスクリーン ウォータープルーフ4HR SPF50+

有効成分
バリアー: (micronised zinc oxide)
ウォータープルーフ: ○
サーファーがこだわる理由:
インビジブル(透明色タイプ) Zinc Oxide系の中でこれより効果のある日焼け止めはない!

「大好き!」か「大嫌い!」、評価がいちばん両極端に分かれる日焼け止めでした。若者やインスタグラムにはまるサーファーの中では特に人気があります。

個人的な意見として、付け心地が良く効果がありますが、やはり少し重く感じます。

Natural Instinct ナチュラルサンスクリーン SPF30

「1本のチューブでインドネシアでサーフィン1ヶ月も過ごせた」

有効成分
バリアー: (zinc oxide)
ウォータープルーフ: ○
サーファーがこだわる理由:
中時間海にいても肌の乾燥を防ぐことができます

Natural Instinctの日焼け止めは他社よりSPFが30+と低い方ですが、ホホバオイル、シアバター、ビタミンEなどの成分が配合されているため、肌が乾燥しやすいサーファーさん、あと女性のサーファーさんには特に人気です。ナチュラル系の日焼け止めの割にはコスパがいいので、お金を慎重に使っているサーファーの中にも人気の理由です。

UV Natural サンスクリーン スポーツ SPF30+

「サンゴに害がないから好き」

「分離するため塗る前に(特に暑い車内に置いてあるとき)、チューブをきちんと振らなきゃいけない」

UV Natural サンスクリーン スポーツ SPF30+ 125g

有効成分
バリアー: (zinc oxide, zinc stearate)
ウォータープルーフ: ○
サーファーがこだわる理由:
マリーンライフに優しい。オイルベースで潤いにいいので皮膚がんを取り除いたサーファーさんはよく使います。

2003年に設立したUV Naturalはオーストラリアで最初のナチュラル系日焼け止めで、現在でも主に現地薬局、ヘルスフードのお店で販売されています。肌につけるものをこだわるサーファーの中で、ずっと高評価されています。Invisible Zincよりオイルが多く配合されており、肌にうるおいを与える成分もたくさん含まているため、皮膚がんの除去したサーファーにも人気です。日本人サーファーでも愛用者がいるので日本人の肌質にも合うでしょう。
塗るのに他の日焼け止めよりゆっくり肌に入れ込まないといけないのでせっかちな方にはおすすめできません :)
スポーツで使用予定の方はウォータープルーフ3時間なのでおすすめします。

Cancer Council of Australia サンスクリーン ウルトラ SPF50+・フォー スカーズ・ジンクスティック

「信頼できます」

「迷わずにこれを買います」

有効成分
ケミカル: (Homosalate 100mg/g, Octyl Salicilate 50mg/g, Butyl Methoxydibenzoylmethane 30mg/g, Octocrylene 80mg/g)
ウォータープルーフ: ○
サーファーがこだわる理由:
海の中でも4時間までしっかり効きます。

オーストラリアで信頼度の高いNPO法人オーストラリアがん協議会が開発し、製造している日焼け止めです。Cancer Council of Australiaの日焼け止め製品は、なんと全17種類、サイズ違いなどあわせて47商品を提供しています!
サーファーさんは「ウルトラ」の商品を使用しているようで、「Classic Zinc Sunscreen」も人気があります。
なお、オーストラリアの医師はよく「Professional」の商品を皮膚がんの除去した方におすすめしています。